LAMPエンジニアってこういうもんでしょ

こういうもんでしょって話をつらつらと

13日の金曜日だからジェイソンについて書いてみる

13日の金曜日が良くないものの象徴の日に扱われているのは
キリストがゴルゴダの丘で処刑されたからとか
北欧神話でなんやかんやとか
諸説あるらしいです。
しかしこれは技術ブログなので
もちろん「ジェイソン」と言えば「json」の話になります。

 

json」は「Justice SON」の略で

某犬手通信会社の代表の事だよ
と教えられたのは最初の会社の先輩からでした。
もちろんこんなブログにたどり着いてしまった諸兄はそれは違うと知っていると思います。
json」は「JavaScript Objective ナニガシ」の略称で
テキストベースデータフォーマッットのひとつなのです。

JavaScript Object Notation - Wikipedia

 

WEB APIの通信形式として

以前はXMLなどを使われていましたが

最近はもっぱらjson形式が多いように感じます。

企業提供のAPIXMLを使っていると

「扱いにくい」「古い」などと言われる程度に

jsonは市民権を得てきたのだと言えます。

 

また、json形式のAPIの話の時によく混同されるのが

jsonp」です。

jsonp」は「Justice SON プロデューサー」ではありません。

彼はおそらくボーカロイドを育てていないと思います。

こちらはWEBのフロントエンドでAjaxをする時に

SameOriginPolicyの影響で通信が成立しないのを回避するために考案された方法です。

日本語だと「同一成源ポリシー」と訳されますが

要は「プロトコル」「ドメイン」「ポート」が今読み込んでいるページと一致しないAjaxのリクエストについては

セキリティの事情により許容しないというものです。

html上のscriptタグのsrc属性で読み込んでしまえば制限にひっかからないので

外部モジュールも読み込めるし

GETパラメータとかで情報を渡して

コールバック関数を実行する形でJavaScriptを返却してもらえれば

外部サーバーともデータのやり取りが出来てしまうというすごい発明です。

詳しくはググっ試してみて下さい。

 

白い仮面の彼についてですが

13日の金曜日」という映画のシリーズの主人公のことらしですね。

今回調べてみて初めて知りました。

フランケンシュタインの怪物もそうですが

映画発祥で世間にキャラクターが定着するぐらい

昔は映画の影響力が強かったということでしょう。

現在の日本で言うと

アニメやゲームのキャラクターが本来の作品をよそに

キャラクター単体で一人歩きしている状態なのでしょうか。

花札の会社の電気ネズミぐらいしかサンプルが思いつきませんが

おそらくそういうことなのでしょう。

 

次回はもう少し技術的な話が書ければな〜

と思っていたりします。

ITエキスポは120%楽しむための方法

前回のブログが会社の転職記事よりアクセスされているのは
皆さま腹黒いのがお好きってことですよねわかります。

転職先の会社がエキスポ出展していたので
ふらっと遊びに行ってきました。

itpro.nikkeibp.co.jp

初めてのエキスポでしたが
ブースで商材の紹介をしつつ色々見て回ったので
エキスポ童貞の諸兄のために雑感を書き記しておきます。


1.出展しているならまずはブースにいるべき

自社の製品がエキスポのどういう層のクライアントに受けが良いのか
あるいはどういう事業展開の話が出てくるのかをきちんとキャッチアップしましょう。
想定していた売り込み方と違う話をされることもありますし
逆に想定通りのこともあります。
どちらにせよ自社製品の生の声の顧客ニーズをちゃんと把握することは
エキスポで最大限楽しむために必要なことの一つです。

 

2.自社ブースのご近所さんのプロダクトを把握しよう

もちろん初日に挨拶に回るところも多いと思いますが
周辺は自社製品と同様のプロダクトを展開している事業者が多いです。
当然ブース近くを通る人は近しい業種の人を探している可能性が高いです。
自社のプロダクトではまかなえない層のクライアントさんとお話する時に
ご近所さんに紹介出来るならサクッと回した方が良いかなと思いました。
それを前提にご挨拶に回りつつ
業務提携出来そうであればその話をしつつ
業態が被っていないなら販促資料の交換をして
お互いにクライアントを流しあう約束をすると
最終的にはクライアントにとって満足度の高い提案が続けられるようになると思います。

こんな事例もありますしねw

blog.tinect.jp

 

3.話を聞いてみたいプロダクトのブースを回ってみる

自社の事業と関係の有無に関わらず
お話をしてみたい事業者が出展している事は多いです。
先方ももちろん商談をしに来ているので邪魔をしてはいけませんが
世の中のプロダクトを知る事は間違いなくプラスになるので色々回ってみましょう。
プロダクトの事例や戦略を知る事で
自分の会社やサービスに導入したいプロダクトも出てくるかと思いますので
気になったらまずは声をかけてみましょう。
特にエンジニアとしては
技術に関係があるブースをざっと見て回るだけで
自社に今後導入した方が良さそうな技術のキャッチアップが出来たり
社内提案の材料になりそうなお話が聞けたりします。


4.自社のサービスが売り込めそうなブースに行っちゃう

先にも書きましたがエキスポは商談の場です。
お互いに利益になりそうな提案が思いついたら売り込みに行っちゃいましょう。
お互いが行っているプロダクトがさらに成長しそうな提案や
会社として事業提携出来そうかもという話はこういう場でないと逆に出来ないです。
最終的に会社でどれだけ捌けるかは正直まだわかっていませんが
入口がたくさんある事は事業の可能性を広げる事なので
思いついたら提案に行ってみましょう。


5.会場の皆さまに愛を持って接しましょう

正直会場にいる全ての人が営業をするために来ています。
受ける営業もあれば攻める営業もある中で
どうしても疎かになってしまいがちな周りへの配慮はあります。
会社の未来がかかっているのはわかりますが
譲り合いの精神
助け合いの精神
お互いに愛を持って三日間を過ごすのが心の平穏のために必要かなと思いました。
体力が相当削られるので体調に気遣うという意味で。
(実際みんな大人なので事件とかは起きないですがw)

 

実際にいくつかのブースを回ったり自社のブースでお話させていただいた方から
エンジニアである事に驚かれたりもしましたが
正真正銘のエンジニアです。
ただ儲かりたいだけですw
儲かるためにはお互いに幸せになる方法を考えなくてはいけないですし
エンドユーザーも幸せになれる方法を考えなくてはいけないと思っています。
僕には愛かお金を下さい。
だいたいそれで幸せです。

【黄色と黒は】たなか、会社辞めたってよ【勇気のしるし】

前職を退職いたしました。
新しい会社で勤め始めたのが今月の頭から。
今は色んな会社を辞めたエンジニアが想い想いの退職エントリーを綴っていますので
その波に呑まれてちょっと書き綴ってみようかなと思います。

当たり障りのない話は前職の会社ブログに載っておりますのでご一読いただければと思います。

person-link.co.jp


転職に考えが至った理由なんかも書いてありますが
実はもっとネガティブな危機感を感じております。
WEBのエンジニアは今すごく良い待遇で仕事が出来ていると思うのですが
それはそう長く続かないと思っています。
平成大不況のような、あるいはリーマンショックのような不況の波が
もうすぐそこに来ていると思うのです。

「勢いがあってこれから伸びていく企業」というのは魅力的ではあるのですが
それは裏返せば「今は力が無い」というのと同義です。
不況を無傷で乗り越えられる体力が無いばかりか
重症、瀕死、もしかすると倒産が避けられないかもしれないということです。
社長や社員にはそんな話はしませんでしたが、今の成長のペースでは絶対に危ないという考えが芽生えました。
そしてそれを回避するために何をしなくちゃいけないか考えた時に
社員や社長との摩擦は避けられないだろうと。

つまりは逃げたんです。
面倒くさい組織内摩擦から。
会社ブログにもあるようにヒエラルキーの上位にいるだけに
内部の不安や不満に鈍感になっていってしまう自分と
社員に寄り添っていきたいという気持ちと
これから来るであろう不況の準備の板挟みから逃げました。


そんな腹の中の思惑から
転職先は「事業規模の大きなところ」というのをずっと希望していました。
上場企業も回りましたし、若くても名のある企業もいくつか受けました。
個人的にC向けのサービスを中心にしている企業は不況に極端に弱いと思っているので
B向けサービスないしはBからのマネタイズをメインにしている企業を中心に回りました。


面接の時はエンジニアとして応募していますが
どんな需要があるのか
事業戦略はどう考えているのか
従業員のマインドはどうなのか
みたいなところを探ろうと色々お話をさせていただきました。
転職が決まった後に知り合いの経営者の方とお話した時に
「そういう面倒くさいやつは大手には行けないよwwww」
と笑われましたが実際そうなのかもしれません。
ベンチャー癖というか
自分の守備範囲や行動領域が極端に大きいんですよね。
一般企業と比べて。
そうなじゃないと会社が大きくなっていくことはできなかったのでそれで良かったのですが。


そんなわけで紆余曲折あって現職では調査会社のWEBエンジニアをしています。
と言ってもまだ1行もコードを書いていません。
研修中は業務フローを覚えるためにオペレーション業務をすることになっているそうです。
これはちょっと別に書こうと思っているのですが
そんな話を以前からの友人エンジニアや経営者の方にお話すると
とにかく「もったいない」と言われる事が多いのは嬉しいことです。
「そんなことしなくてもたなかは勝手に考えて勝手に動くのにね」と。
システムの人がオペの人の席に来ない事を考えると
研修期間を設けるのが適切なんだと思いますよ。
面接で仕事ぶりなんて見極められないのですから。
一か月程度一人の中途社員のスタートが遅くなる事は
ほとんどのケースでは事業的にはほぼ影響を生みません。


今までSESに受託に営業に経営に教育にと
色々な分野で考え手を動かし指示を出して来ましたが
これからはエンジニアとしてやらねばならないこと
ひとつの会社の事業に集中出来るという点でとてもわくわくしていますし
すぐに物足りなくなると思っていますw
ダブルワークは明確に禁止なので
手習いがてら家で小さいシステムを作ったり検証をしたり出来ればと思っていますが
音楽活動をきちんとやろうかなとか
家庭の問題にもちゃんとコミットしないといけないなとか考えており
まだ明確に何をしようという事が決まっていなかったりもします。


転職してみてオペ業務に入ってみて思ったのは
オペ業務はスケジュールがタイトなので
多くのエンジニアが日常的にやっていると思われる情報収集がほぼ出来ないですw
既に情報が半月分遅れていますw
全然ニュースとか読めていないです。
あと仕事でコードを書いていないと開発環境が職場のPCに無いので
横目でニュースとかを見て試してみたくても出来ないですねw
作業が忙しくてそんな場合でもないのですが・・・。


転職先でも色々な思惑がありますが
技術的に最先端のことはやらないと思いますし僕自身もそれを望んでいるわけではありません。
とにかく稼げるものを作ること。
そして稼ぐことがどの企業でも大事だと思うので
会社が変わっても引き続き「会社が良くなる方法」を模索して頑張っていきます。
イベントとかで顔を合わす人も
たまに飲みに行く人も
所属会社が変わっても人が変わるわけでは無いので
変わらず可愛がっていただければ嬉しいです。

今後ともよろしくお願いいたします。